日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク * 活動報告

第213回大阪駅前水曜集会




日  時 : 2024年6月5日(水) 19:00〜
会  場 : ヨドバシ梅田前

【報告】


昼間が長くなり明るい中で、6月の集会は水曜集会の歌から始まりました。



6月19日は、紛争における性暴力根絶のための国際デーです。レイプ・性奴隷・強制妊娠・性的拷問などの性暴力を戦争の武器として使わないよう、国際社会は呼びかけています。

関西ネットから、この国際デーの取り組みとして6月1日に「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」の宮城晴美さんの「沖縄女性の終わらない“戦争” 〜いまなお続く戦時性暴力〜」と題し開催した集会の報告をしました。集会ついての詳細は改めて報告をしますが、集会の参加者からも感想や思いをアピールしてもらいました。



「花ばぁば」のカードセッションは、ロシアやイスラエルによる軍事侵攻や内戦している国での戦争が早く終わるように願うアピールとなりました。





韓国の留学生がアピールしてくれました。

電車に乗ったときなど性被害を受ける不安を感じながら韓国で暮らしていた。
日本軍「慰安婦」被害者に出会い、その性被害と現在の性被害について、加害者の顔は違うとしても加害の構造と歴史は必ず繰り返されると感じた。被害者ハルモニたちが見せてくれた勇気と人生の道を知ってしまった責任を捨てることができない。
私の心の中にはハルモニたちの笑顔があるから。女性人権運動家となった金福童ハルモニの「希望をつかみ取って生きている」という言葉は、自身の平凡な日常生活をする希望であり、問題解決に向けた希望、より良い社会をつくることができるという希望だと思う。
私は自分にできることが何かを悩みながら闘っている。

次に、元気よくパイチョロムを踊りました。



パレスチナとつながる写真展PROJECTマクルーバから韓国の被害者ハルモニの絵を持ってのアピール。



日本政府もイスラエルも、過去を消して都合よく塗り替えてきちんと問題を解決しない、責任を果たさない。
それでは未来でも新たな抑圧や暴力を生み出していくことになる。
停戦合意という話がされるたびに、その陰でイスラエルの攻撃が激化してきた。
ガザ地区の人たちは北部から逃げて南部のラファへ。
そこも攻撃を受けて中部に移動している。
イスラエルがやっていることは一方的なジェノサイドで、ハマスとの合意が必要なのではなくて、国際社会の圧力でやめさせなければならないこと、と訴えました。

今日の花ハルモニは、安点順ハルモニ。
ハルモニの人生に思いをはせました。
最後に、ドイツベルリン市長が日本の上川陽子外相と会談した際、少女像を巡り「変化を起こすのが重要だ」と述べたことに対して、ドイツ市民の心を集めて建てられた少女像が撤去されることのないように日本市民として取り組むことを誓い、元気よくシュプレヒコ−ルをしました。



2024年06月05日(水) No.210 (報告)

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